2014年6月16日月曜日

作品完成の後には。

まだ完全公開できないですが、完成しました。

作品制作が終わると毎回とてもブルーになります。
なんだろう。
悲しいような、さみしいような。
作品の事も大好きだけど、もっと自分がちゃんとしてたら、もっと魅力的に出来たんじゃないかと思うのが悲しくて悲しくて仕方なくて、「ごめんね」って言いたくなるのです。
次はもっと大事にするよ、と思うけど、この作品にとっての「次」はない訳で、その時、その瞬間しかない訳で、次をどんなに大事にしてもこの作品を大事にすることとは違うんです。
まるで命みたいだなぁって思います。命に次なんてないのですから。
だからどんなに真剣に向き合っても、もっと良くできなかったかなという後悔に似た何かもあるのかも。
でもそんな事でメソメソしていると、出来上がった作品が「大丈夫」って言ってくれてる気がして、励まされて、また頑張ろう、未熟なのは当たり前で全部、何もかもこれからだと思えるようになるので、続けてこれたのだと思います。


それとは全く違うん事なんですけど、技術はすごいのになぜか面白くないもの作るなって方と、技術はもちろんだけど兎に角ドキドキするって方とはどこで違いが出るんだろう。
多分同じもの作っても何か違うんだと思います。
単に私の受信機の問題なのかもしれないけども…

技術は当然磨くものだけど、技術に逃げるのはしたくないし、技術以外のとこに逃げる事もしたくないと思う。


切り絵アーティスト カジタミキ

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